https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/
Point
🌕 フンコロガシが、光害の影響で月光が弱い時でも、その偏光シグナルを捉えて方向を認識する
🌕 満月の間は光害があっても正確に方向を認識できるが、半月や三日月の間はそれが少し困難に
🌕 満月の夜の千分の1の強さの偏光シグナルしか出ていない時でさえ、その微弱なサインを捉えられる
https://digitalcast.jp/v/17087/
太陽や星の光がないと方向がわからない
フンコロガシ(Scarabaeus)はコウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科に分類される昆虫です。ウンコを転がして巣に運び、ウンコに卵を産み付ける習性を持っています。
フンコロガシがどのようにウンコを転がす方向を決定しているのかは長年の謎でした。しかし、最近の研究によると、フンコロガシは太陽や天の川などの星の光を目印に方角を計算していることがわかりました。彼らはウンコの上に乗って、ダンスを踊り方角を知ります。
「実験ではまず、フンコロガシに糞玉を与えます。すると彼らは玉の上に乗って、しばらく方向を見定めるためのダンスを踊ってから下に降り、特定の方向に向かって玉を転がし始めるのです」
natgeo.nikkeibp.co.
曇りの日には方角がわからずに、うろうろしながら家を目指すそうです。
渡り鳥やクジラやカマキリのように地磁気ではなく、フンコロガシは天の川や月の光を目印にしてるんですね